生後2か月から始める予防接種
参照元:http://www.sheknows.com/
生後2ヶ月くらいから予防接種が始まります。
痛くて泣いてしまう赤ちゃんに注射をするのはかわいそうな気もしますが、予防接種は病気から赤ちゃんを守るための大事なもの。
スケジュールをうまくたてて、計画的に受けるようにしましょう。
ここでは0歳の間に受けておくべき予防接種をご紹介します。
ヒブワクチン
ヒブとは「ヘモウイルス・インフルエンザ菌b型」の略で、一般的にはこのウイルスに感染しても重症化することはないのですが、まれに重症化すると細菌性髄膜炎を引き起こすので注意が必要です。
ヒブワクチンの予防接種をしておくと、細菌性髄膜炎を95%予防することができると言われています。
予防接種のタイミング
生後2か月になったら1回目をうけましょう。
その後、3か月になったら2回目を、4か月になったら3回目を受け、最後の4回目は1歳になったら受ければおしまいです。
副作用
半分くらいの人は接種部位が赤くなります
5人に1人は腫れ・しこりが見られます
50人に1人は熱が出ますワクチンの説明書(添付文書)に記載された主な副作用
・重大な副反応(海外での報告:頻度不明)
ショック・アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫、顔面浮腫、喉頭浮腫等)・けいれん・血小板減少性紫斑病
・その他の副反応(国内臨床試験122例482回接種における副作用)
接種部位の発赤(44.2%)・腫脹(18.7%)・硬結(17.8%)
発熱(2.5%)、不機嫌(14.7%)など
参照元:http://www.koizumi-shigeta.or.jp/
重篤な副作用はめったにありませんが、それでもないわけではありません。
予防接種を受けた後、上記のような症状が出たら病院に相談しましょう。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌が引き起こす肺炎や中耳炎、髄膜炎を予防する効果があります。
予防接種のタイミング
2~6ヶ月の間に1回目を接種しましょう。
その後27日ごとに2回目と3回目を接種します。
最後の4回目は1歳から1歳3か月の間に接種しておしまいです。
副作用
予防接種後、接種した部位が赤くなったり、熱が出たりなどが、一般的によく認められるワクチンの副反応です。まれには、アナフィラキシー[ワクチンが体質に合わずに、アレルギー反応などにより呼吸困難やショックなどの強い症状がでること]という重い症状が起こることもありますが、そのほとんどは接種直後に出現します。
参照元:http://www.haienkyukin.jp/
重い副作用の可能性は低いのですが、可能性は0ではありません。
接種後の様子を注意深く見守り、何か気になる様子があったらお医者さんに相談しましょう。
ロタウイルス
胃腸炎を引き起こす原因となるのがロタウイルス。
秋から年末にかけて猛威を振るうノロウイルスと症状はほぼ同じです。
ロタウイルスは2月から春先にかけて流行るウイルスです。
予防接種のタイミング
生後6週から受けることができます。
ワクチンの種類によって2回接種の場合と3回接種の場合があります。
何回接種するのかはお医者さんに確認しましょう。
接種のタイミングは1か月ごとに1回ずつです。
副作用
最も注意すべき副反応は、腸重積症です。
どちらのワクチンでも服用後に腸重積症を発症しています。
内服後、特に2週間は、腸重積症の初期症状に注意して下さい。
参照元:http://www.koizumi-shigeta.or.jp/
腸重積症とは腸の一部が腸の中にもぐりこんでしまう病気です。
洋服を脱いだ時に袖がくしゃくしゃっと2重3重になってしまうことがありませんか?
そんな感じだと思ってください。
おなかの痛み、吐き気・おう吐が主な症状ですが、赤ちゃんは自分ではそれを言葉で言い表せないので泣いたり機嫌が悪くなったりなどいつもと違う感じがあったらお医者さんに相談してください。
また、おなかのしこりや血便など目で見て触ってわかる症状もあります。
注意深く観察してあげてくださいね。
※次のページでも引き続き必要な予防接種のご紹介をします
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