
親子の始まりは「スキンシップ」から
世のお父さんお母さんは産まれたてほやほやの小さな赤ちゃんと、どのようなコミュニケーションを取っていますか?話しかけてみたり、あやしてみたり、抱きしめてみたり……言葉は通じなくても、精一杯の愛情表現で愛しさを伝えようと思うのが父性&母性というものです。
赤ちゃんもそんな父母の温もりを感じてすくすくと育っていきます。赤ちゃんの成長になくてはならないもののひとつが「スキンシップ」です。ぷにぷにの柔らかな肌を撫でてあげるだけでも十分ですが、折角なら赤ちゃんの発育にも良いといわれている「ベビーマッサージ」をお試ししてみてください。
「ベビーマッサージ」とは
ベビーマッサージとは赤ちゃんの発育を促し、コミュニケーションの役割も兼ねたスキンシップです。他にも様々な効果が期待出来ますが、とにかく重要なポイントは「プロの人にお任せするのではなく、親御さんの手で行うこと」です。
赤ちゃんは抱きしめられ、触れられ、親の愛情や温もりをたっぷりと受けることで、愛されていることを実感し、情緒的にも肉体的にも健やかに成長すると言われています。赤ちゃんに触れることで、ママも赤ちゃんに愛しさを感じ、母親としての自覚が促され、日々赤ちゃんの体の変化や成長を感じることが出来るようになります。
参照元: http://mammys-hug.com
具体的に、ベビーマッサージにはどんな効果があるのでしょう?
赤ちゃんへの効果
・五感を刺激する事で脳を発達させる
・リンパの流れや血行が良くなり新陳代謝が上がる
・運動機能を高め、筋肉の発達を促す
・内臓機能(消化機能)を高める
・深い呼吸を促す事で、呼吸機能を発達させる
どれも赤ちゃんの成長に大切な効果ですが、特に一番最後の「呼吸機能の発達」はとても重要。マッサージによって促された深い呼吸は赤ちゃんを心身ともにリラックスさせ、良質の睡眠を得る事が出来ます。良質の睡眠は成長ホルモンの分泌にも影響を及ぼすので、身体の発達には欠かせない要素です。まさに「寝る子は育つ」というわけなのです。
お母さんへの効果
ベビーマッサージの効果があるのは赤ちゃんだけではありません。マッサージをする側にもしっかりと効果があるのです。
・血管循環が良くなる
・ホルモン分泌による、産後の体力回復や精神安定効果
・赤ちゃんの細やかな変化に気付ける事で、子育てへの自信に繋がる
触れ合う事で赤ちゃんへの愛情を深め、親子の繋がりをより確かなものにする事が出来るのもベビーマッサージのなせる業です。
マッサージの始め時
「ベビーマッサージはいつから始めればいいの?」そんな疑問を持つ方も多いと思います。一説には「生まれて直ぐから始めても大丈夫」とありますが、いざやるとなると首も座っていない新生児をアレコレ弄るのはちょっと怖いですよね。
実際、新生児は体が未発達なので、マッサージは生後2ヶ月くらいから始めるのが良いといわれています。
それでは次ページにて、ベビーマッサージのやり方をご紹介しますね。
]