子供の学費は貯められる？
子供が誕生し、「将来のために、さあこれから貯金を！」と思っているけど、なかなか現実は貯められない。
急な出費や、気づかない内にちょっとした無駄遣い。
お金はあればあるほど使ってしまいがちです。
「生まれてから月1万円ずつ貯金したら大学費用を貯められるよ」
「児童手当を全部貯金したら簡単に貯められるよ」
先輩ママからこのようにアドバイスを受けることもあるのではないでしょうか？
そもそも子供の学費はいくらかかるのでしょうか？
意外と知られていない学費についてご紹介します。
いくらかかる？子供の学費
私立か公立か、大学であれば4年大か、短大か、はたまた専門学校へ行くか、それぞれ進路によって学費は変わります。
では、子供の学費は幼稚園から大学までいくらかかるのでしょうか？
文部科学省の平成24年度「子供の学習費調査」の結果を参考にしてご紹介します。
幼稚園の学費の場合（1年間にかかる費用）
▶公立の幼稚園
総額：230100円
内訳：
学校教育費 131624円
学校給食費 17920円
学校外活動費 80556円
▶私立の幼稚園
総額：487427円
内訳：
学校教育費 340464円
学校給食費 26891円
学校外活動費 120072円
1年間にかかる子供の幼稚園の学費を比べてみると公立と私立では、私立のほうが2倍以上も高くなっています。
ただ、各地域によって違いは有りますが、両親の所得状況などにより、助成金が市などから降りてくる場合もあります。
詳しくは、各自治体にお問い合わせ下さい。
小学校の学費の場合（1年間にかかる費用）
▶公立の小学校
総額：305807円
内訳：
学校教育費 55197円
学校給食費 42035円
学校外活動費 208575円
▶私立の小学校
総額：1422357円
内訳：
学校教育費 822467円
学校給食費 40229円
学校外活動費 559661円
1年間にかかる小学校の費用が、公立と私立では4.6倍以上も金額に差があります。
この内容でわかることは、私立の小学校に通う子供の学費もさることながら、「学校外活動費」が、公立と比べ2.6倍以上も差があるということ。
つまり、それだけ、習い事、学習塾などへかける費用が高いということです。
ただ、こちらも地域によりますが、子供が入学する為の入学準備品が無料になったり、所得状況によって補助金が出る場合もあります。
詳しくは入学する際にでも学校事務へ問い合わせるなどしてみるのもいいかもしれません。
さらに詳しく知りたい場合は、自治体へお問い合わせ下さい。
子供の学費はどのくらい？中学校から大学まで
ここまで幼稚園から小学校までに子供にかかる学費について紹介してきました。
次のページからは中学校から高校、大学までかかる費用について紹介します。