
カーテンサイズを正しく導き出す方法
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カーテンサイズとは文字通りカーテンの幅と丈のことなのですが、本当はどこを測ればよいのでしょうか。
正しい採寸方法とはカーテンを掛ける場所にいちばん良い大きさを正しく導き出せる採寸方法のことです。カーテンサイズの基なる寸法を正しく測るための基礎知識と方法をご紹介します。
カーテンサイズは取り付け場所で測ること
取り付け場所での採寸は はずせない条件
新しいカーテンの取り付け場所はどこですか?リビングや子ども部屋という意味ではありません。どんな窓につけるのか、間仕切りにするのか、天井から下げるのか、カーテンレールやロッドに下げるのか……ということです。
カーテンに必要な大きさは取り付ける場所と掛け方でかなり違うことはお分かりですよね。カーテンを付ける場所をきちんと設えてからサイズを測ることが一番大切なんです。
レールやロッドも測る前に取り付けて
カーテンレールやカーテンロッドが設置されている状態で測ることが失敗を防ぐ一番のポイントです。取り付け場所が新築マンションなどの場合は、内覧会の時にカーテンサイズを測っておくと良いですね。測り方さえ心得ておけばたいして時間はかかりません。せっかく用意したカーテンを新居に掛けたらサイズが合わない!なんてことにならないように、これだけは忘れないでくださいね。
基本はドレープカーテンとレースカーテン
はじめに全てのカーテンサイズの基本になるドレープカーテンと、レースカーテンの採寸方法をマスターしましょう。
カーテンにはいろいろな種類がありますよね。一般的なカーテンフックでレールに下げるものからタブやリング使いで直接ロッドに通すもの。フラットカーテンやヒダのあるもの、クロスオーバー、スワッグ、シェードやパネルタイプ……と、デザインも豊富でとても楽しいインテリアです。これらのデザインカーテンをDIYする場合もドレープカーテンのサイズが基になりますので、しっかり覚えてくださいね。
ドレープカーテンとは
ドレープカーテンとは厚地の生地で作った一般的なカーテンのことです。カーテンサイズの基本になるドレープカーテンは、フックでレールに吊り下げるフラットカーテン(ヒダのないカーテン)をイメージすると解りやすいです。
厚地で密度も高く織られたものが多いので、遮光、遮蔽は当然のこと遮熱や吸音など多くの機能を備え、その上、装飾性に富んでいます。 応接間やリビングにゆったりとヒダをとって仕立て、更にレースやケースメントと二重吊りにすることにより豪華なムードをつくりだせます。参照元: http://www.coco-web.com
レースカーテン
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いろいろなレース生地で作られたカーテンのことで、日中の光の調節、戸外からの目隠し、おしゃれな居室空間の演出などに広く利用されています。一日中飾ったままの場合が多いレースカーテンは、もっとも使用頻度が高いカーテンとも言えます。サイズもドレープカーテンより1cm短いだけで横幅は同じですから覚えやすいですね。
※カーテン用語を詳しく知りたい方はこちらのカーテン用語集をご参照ください。
横幅の正しい測り方
カーテンの幅はレールを採寸して決める
カーテンの幅は、採寸したレールの横幅 × 1.05 です。
カーテンサイズの基になる横幅はレールで測ります。まずレールの両端にある固定ランナーの端から反対側の固定ランナーの端までを測ります。これに5パーセントくらいをプラスした長さが実際のカーテンの横幅になります。
レールで測った横幅の寸法が 190cm の場合
190×1.05=199.5 なので、カーテンの横幅は 200cm くらいになります。
機能性カーテンレールでの採寸方法
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機能性レールの場合は両端に固定されている固定ランナーの外側が基準点です。左端の固定ランナーの外側からから右端の固定ランナーの外側までを測ります。
装飾性カーテンレールでの採寸方法
装飾レールの場合は両端のアームの外側に固定されたリングを基準に測ってください。デザインによってはリングが固定できない物もありますから、その時はご自分で左右の基準点を決めてください。
両端のアームの外側に基準にするリングを1つずつ置きます。レールの端からこのリングまでの長さが左右同じになるようにして測るのがポイントです。
1つの窓を2枚のカーテンで飾るときは?
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カーテンは開き方で両開きタイプと片開きタイプの2とおりに分けられます。写真のような両開きタイプは需要も多く、2枚1組として販売されているカーテンもありますよね。
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両開きタイプのカーテンの巾は先ほど測って割り出した横幅を2で割ったサイズとなります。あたりまえのことなのですが意外にうっかりするところ。注意してくださいね。
丈(縦幅・高さ)の測り方
カーテン丈はランナーの輪の下から測る
カーテンの丈(縦幅・高さ)を採寸するときの基準点は一つしかありません。それは固定ランナーの輪の下です。ランナーの輪の下から床面に対して垂直に必要な長さを測ります。
装飾レールのようにランナーがリングであっても、基準点はフックを掛ける輪の下です。カーテンフックを取り付ける穴からの高さを測ると覚えましょう。
実際のカーテンサイズは取り付ける場所が掃き出し窓か腰高窓かによって求め方が違いますので、このあと別々にご説明します。
レースカーテンの長さはドレープ -1cm
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レースカーテンはドレープカーテンより 1cm 短くします。
これはドレープカーテンを閉じたときにレースの裾がはみ出さないようにする決まり事です。
いよいよ窓に合わせたカーテンサイズの測り方です。次のページをチェック!
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