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排卵日は予測できる? 色々な排卵日の症状

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赤ちゃんが欲しい、妊娠が待ち遠しい。そう思ったら気になるのが排卵日です。排卵日を知る方法はいろいろありますが、排卵日前後にあらわれるいろんな症状も手がかりの一つです。そういった排卵日付近で生じる体の変化についてまとめてみました。
 
744673f78fd7fa858750ece9204a2956_s参照元: http://photo-ac.com/
 

排卵日ってなに?

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体の中の卵巣(らんそう)では卵子(らんし:卵細胞)を含んだ卵胞(らんほう)ができます。卵胞は徐々に成長し、やがて月経の周期ごとに1個、卵子を排出します。これが排卵であり、この日が排卵日です。
卵胞から出た卵子は卵巣から卵管へ移動し、精子との結合(受精)を待ちます。ここでうまく受精できれば卵管から子宮へ移動して着床し妊娠します。
  

排卵日がわかるとどうなる?

d10108f0b76c295790d28e53d33b7cc1-480x320参照元: http://192abc.com
 
排卵日がわかるということは、元気な卵子が卵管で精子の到着を待っている期間がわかるということです。その期間を狙えば妊娠しやすいわけですね。卵子の寿命は約24時間、そのうち受精可能期間はたった6~8時間と言われています。一方精子の寿命は2~3日(長くても1週間)、そのうち受精可能期間は約1日半ですので、1日半の間に卵子と結合しなければなりません。
こういったことから、妊娠の確率を上げるためには排卵日をできるだけ正確に知る必要があるのです。
 

排卵の周期

月経の周期は一般的に28日周期が多いですが、人によってかなり異なっています。同じ人でも時期や体調によって変わりますので、正確に「今の周期」を知ることは難しいです。まずこの周期がどういうものか見ていきましょう。
 
参照元: http://192abc.com
 
月経の初日からまず低体温期になります。約1週間を経て卵胞が成長する卵胞期に入り、排卵が行われる排卵期を迎えて高体温期になります。
卵子を排出した卵胞はもう卵子を作らず役割を果たしたので、受精卵ができた時に子宮に着床しやすいよう「黄体(おうたい)」というものに変化します。黄体は、ステロイドホルモンのエストロゲンとプロゲステロンというものを放出して、子宮内膜(受精卵のベッド)の発達及び保持をさせる役割を果たしますが、黄体期が終わるとホルモンの放出をやめ、それによって子宮内膜がはがれ落ちて体外へ排出されます(生理)。
月経はこのような動きの繰り返しです。この内、期間がほぼ決まっているのは黄体期のみで、月経周期に関わらず約14日(14日±2日)です。人によって周期が異なるのは、黄体期以外の期間が長かったり短かったりするわけです。
 

基礎体温

672l参照元: http://www.healthcare.omron.co.jp
 
基礎体温とは、朝目覚めてから身体を動かす前の最も安静な時の体温のことです。女性の体温は、平常時であればほぼ0.3~0.5度の間で周期的に変化しているため、変動の少ないこの時に計ります。
排卵が起こると、体は受精の準備に入るため基礎体温が高くなります。これは黄体期が終わるまで続きます。
 
基礎体温の計測を続けていれば、基礎体温が高くなった時に排卵が起こったことがわかります。黄体期は約14日とわかっていますので、ここから計算すれば排卵期がいつ頃始まるかもおおよそわかります。これによって、最も妊娠しやすい自分にとっての排卵期を把握することができます。
 

その他の排卵日の症状

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参照元: http://photo-ac.com/
 
排卵期になると、体は受精のための準備(ホルモンの分泌など)に入るため、様々な変化が起こります。これがいろんな症状を引き起こしているのです。
 
下腹部痛などの「排卵痛」、卵巣の表面が破られることによって起こる少量の出血である「排卵出血」などが代表的なもの症状です。その他、唾液がネバネバする、胸が張る、頭痛やめまい、吐き気などがありますが、非常に個人差が大きいです。また一般的におりものの量や質にも大きな変化があらわれます。
 
これらの症状が現れると排卵だと判断できますが、たとえば出血があったとしてもそれが排卵出血だとは断定しづらく、頭痛やめまいなども他の原因である可能性が大きいため、これらの症状があるからといって排卵と決めることはできません。しかし、基礎体温や体調管理などから想定された排卵期にこれらの症状がでれば、おおよその判断は出せるでしょう。
 

最終的には医師の判断で

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参照元: http://photo-ac.com
 
これらのことからおおまかな排卵期がわかりますが、よほど正確な周期の方でなければ誤差は必ず出ます。病院では卵胞のサイズ測定など正確な診断が下せるので、正確な判断が必要であればお医者様に相談しましょう。
 
 

基礎体温についてはこちら

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排卵痛についてはこちら

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